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またまた田中宇氏が情報源となっております。
これから紹介する事故は、有料版メルマガに掲載されておりました。 今回、新型インフルのワクチンについて調べるついでに、 掲載されていたURLの記事をチェックした訳です。 How were bird flu viruses sent to unsuspecting labs? The Canadian Press、2009.2.26 バクスター・インターナショナル社が、 オーストリアのAvir Green Hill Biotechnologyに 誤ってH5N1型鳥インフルを混合したH3N2型人インフルを 「実験用インフル素材」として送付した、 というものです。 Avir Green Hillは、チェコ、スロベニア、ドイツの下請けの研究所に そのウイルスをH3N2型として送付。 チェコの研究所で、実験用動物のフェレットに注射した所、 人インフルでは絶対死ぬ事のないこの動物が死んでしまった。 調べた結果、H5N1型鳥インフルが混合していた事に気付く。 バクスターの責任者は、動物実験用に送ったものであり、 人に使用するものではない、と発言。 バクスター側は、何らかのミスにより混合した、との言い訳をしている。 2008年夏、U.S.Centers for Disease Contralの研究所が、 H5N1型鳥インフルとH3N2型人インフルが混合しやすい事を明らかにしている。 バクスターの本拠地はイリノイ州である。 (関係あるのでしょうかね~~~) また、バクスターは、世界で唯一の自然の形での風邪ウイルスを使用した ワクチンのメーカーである。 他のメーカーは、弱められたウイルスを使用している。 幸い人には感染せず、すぐに誤って送付したウイルスの廃棄を行った。 このサンプルウイルスは、世界18カ国の研究所に送られていたとの事。 この記事から浮かび上がるのが、 製薬会社(とは限らないが)は、種々の病原体の実験を行い、 インフルにしても異なる種のものを掛け合わせる実験を公然と行っているという事。 それは当たり前なのだが、 鳥インフルの高病原性を持った人に感染するインフルを簡単に作れる訳である。 何らかの人為的ミスとはいえ(果たしてそんな重大なミスが起こるのか?)、 人工的に作られた危険な生物兵器がばら撒かれる惨事に発展する所だったのである。 今回の新型インフル、発信源と言われたメキシコの養豚場の豚は、 検査の結果、一頭も感染していなかったという。 また、この豚インフルは4種混合というが、かなり複雑な配合を経ている。 RNAを解析した結果は以下のようになるそうです。 (1) 人香港型(H3N2)・北米豚型(H1N1)・鳥インフル 上記(1)の3種が混合し、 (2) 98年北米3種混合豚型(H3N2) となる。 (2)と北米豚型(N1H1)とが交配し、 (3) 北米豚型(H1N1) (4) 北米豚型(H1N2) 2種類の豚インフルが誕生 (3)と(4)とユーラシア豚型(H1N1) 上記3種が混合したものが、新型インフルである。 季節性インフルは、毎年たいした変化もない気がするが、 新型インフルは何故これ程までに混合を繰り返したのだろうか。 そう簡単に混合するものだろうか。 どうにも納得いかない気がするのは私だけなのだろうか。
by Nixe_ll88
| 2009-08-26 17:25
| 時事
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