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年も押し迫った昨年12月27日、
イスラエルがガザ地区の空爆を開始したとのニュースが飛び込んできた。 しかも、 これは作戦の初期段階に過ぎない と発表。 そして、1月3日には地上部隊がガザ地区へと侵入、 攻撃を開始した。 毎度の事ながら、イスラエルの攻撃は一方的な殺戮としか思えず、 始めは引き気味に反応していた各国やマスコミも、 あからさまに反イスラエル的な発言へと切り替えている。 私個人としてはどういう裏があるのかは全く判断できないが、 表面的な報道の背後に種々の謀略が潜んでいる事は間違いないと感じている。 表面的には、 2月に行われるイスラエルの総選挙における示威行為 という括りが出来ると思う。 アメリカのイラク・アフガニスタン戦略やイランへの強行姿勢などから、 イスラム諸国の反米反イスラエル感情は悪化の一途を辿っている。 結果として、多くのイスラム原理主義テロリストを生み出す事は容易に想像がつく。 ブッシュは一貫して上記姿勢を貫き、イスラム諸国の感情を害しまくってきた。 選挙で勝利したハマスを正式に認めず、 ファタハを対話の相手としている事で、 更にイスラエルを危機に直面させているのは言うまでもない。 止む事のないガザ地区からのミサイル攻撃に、 イスラエルの民衆は大きな危機感を抱き、 ハマス排除の風潮を大きくして行った。 好戦派のバラク国防相は、それらを理由に今回の作戦に踏み切ったと見られる。 穏健派のリブニ外相も、国内の空気から表立って軍事行動を止める事ができなかった。 イスラエルは、病院や学校や国連の施設などを破壊し、 (まるでイラク戦争を見ているようだ) 反イスラエル感情を増幅させている。 ここにきて、各国も調停へと乗り出す事になる。 だが、1月9日、レバノンからミサイル攻撃を受けたとして、 イスラエルはレバノンへの攻撃を行う。 ミサイルを打ち込んだのは、ヒズボラではなく、 パレスティナ収容キャンプ内の過激派だと言われている。 だが、明らかな戦線拡大を意味している。 イスラエルのガザ地区制圧が遅れる程、 イスラエルは不利な立場へと追い込まれていく。 このまま戦線がシリア、イランへと拡大し、 アメリカの傀儡であるエジプトのムバラク政権まで覆るような事になれば、 中東大戦争へと突き進む可能性が出てくる。 そうなると、イスラエルは核を使う可能性さえある。 ガザ攻撃でも、クラスター爆弾や劣化ウラン弾を使用しているとの噂もあるが、 イスラエルは、国際的理解を自ら壊し、孤立するだろう。 そうなった時、どういう方向へと中東情勢が動くのか。 戦慄と共に傍観するしか術がない。
by Nixe_ll88
| 2009-01-09 18:29
| 時事
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