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昨日は、渋谷で友人とカラオケをして、
その後ファンをさせて頂いている(変な言い方?) 打楽器奏者山田邦喜さんのソロライブに行ってきました。 相変わらず凄い演奏を聴かせて頂き、大感謝です。 残念ながら、今回はライブの話ではなく、化学物質に関してです。 はっきり覚悟はしていました。 この時期に人ごみに接するという事を。 地元の駅までバスを使用したが、既にこの時点で汚染が・・・ パラゾール(パラジクロロベンゼン)と 無臭のため自覚症状は不明のピレスロイド系防虫剤。 洗濯洗剤や香水・整髪料の臭いもダメですが、 急に寒くなったため、皆さん防虫剤ガンガン入れたタンスから、 冬物を出されて来たようで、 ダウンぎみ。 行きは渋谷という事で、湘南新宿ラインに乗りましたが、 この時は活性炭シートを挟んだマスク着用。 まだ家を出ていないだろう友人にメールにて、 防虫剤の抜けたものを着てくるようお願いする。 ここが悲しい所。 化学物質過敏症になると、犬並みの嗅覚を発揮してしまう。 カラオケボックスに入るまで気付かなかったのだが、 友人のジャケットをハンガーに掛けた時にパラゾール臭を浴びる。 また、その下に着ていたフード付きトレーナーからもその臭いが・・・ たぶん友人は、自分の服に防虫剤が染み付いているとは思っていないのだろう。 アルコール込みフリータイムを予約。 酎ハイ2杯で、脇の下は汗だく、顔は真っ赤、 酔いなのか、パラゾールにやられたのか、 たぶん両方で効いてしまったらしく、 フラフラに・・・ でもせっかく楽しい雰囲気になっているからと 何も言えない自分が悲しい。 トイレから戻ると、部屋の中に臭いが充満しているのが解る。 揮発を防ぐため、冷房にする(暑かったので)が気休めでしかなく・・・ 時間となり、外へ出て人ごみに紛れると、 種種雑多な臭いが襲い掛かる。 無事ライブハウスまで辿り着き、 座っていても、ちょっと頭が働かない状態。 演奏が始まり、入り込んだら、す~っと体が楽になる。 これは不思議。 音がどれ程生き物を癒すかを実体験させて頂いている。 そして帰路がまた苦行となる。 とにかく電車内が混雑している事もあり、異常に暑い。 上着を脱ぐと荷物になるので、我慢していたが、 冷や汗なのか単なる汗なのかわからない汗がダラダラ。 腕を伝って落ちていました。 汗と共に毒も出る。 どうせなら徹底的に出してやろう!と、汗が出るに任せ、 大宮で新幹線に乗り換えた時も、 階段を延々のぼった。 失敗だったのは、どこかでネオニコチノイド系農薬にも汚染されていたらしい事。 (たぶん花束です・・・) 激しい動悸・息切れ、吐き気。 新幹線を待っている間、冷や汗と寒気に襲われ、 時間感覚もどこかへ消失している。 新幹線内も、ただ必死に家に帰る事しか考えられず、 吐き気をこらえ続ける。 母親に駅まで迎えに来てもらったが、 私が乗り込んだ途端、親も頭痛に苦しんでました。 服にも髪の毛にもいろんな物質が染み付いていたのでしょう。 覚悟をしていたとはいえ、 様々なハードルが遥か前方まで連なっている様が見えました。 そして意味もなく、 「はやく大人にならなくては」という言葉が頭に浮かぶ。 今のままでは、何も変わる事なく人生が終わってしまう。 大地を踏みしめ自分の足で立たなくてはならない。 前を向いて。
by Nixe_ll88
| 2007-11-30 18:02
| シックハウス・化学物質過敏症
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