カテゴリ
最新の記事
以前の記事
最新のトラックバック
ブログパーツ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
最近何度か夢の中でキレている。
怒りに感情も何もかも振り回され、 手当たりしだいに何かをたたきつけたり、ののしったり・・・。 表面的には比較的穏やかな時間が流れているのだが、 そのギャップがちょっと怖い。 相手は、いとこの元奥さんだったり、大学教授(だから大学生の設定)だったり、 奇妙な人形だったり・・・。 奇妙な人形の夢は、一週間程前のもの。 また、取り壊された古い家の東の部屋が舞台(なぜこの部屋ばかり?)。 なぜかひどく散らかっている。 ダンスは倒れて中身は引っ張り出され、 本棚も倒れ、散乱し、足の踏み場もないような状態。 その中に1対の等身大の人形がある。 ひとつは女性でひとつは男性。 男性の人形は、腹話術に使用するような雰囲気のもの。 で、その男性の人形の目が動くのだ。 始めは気付かなかったが、ふと見ると、こちらを見ている。 どうも何かの魂が入り込んだらしい。 そして、私を好いているらしい。 恐ろしさに震える。 だが、心境の変化が起こり、 急にその人形が大変疎ましくなる。 そして、怒りに身を任せて、力任せにいろいろなものを投げつける。 するとその人形は、人形故身動きならぬまま、 「あぶない、あぶない」と情けない声をあげる。 この人形は、今読み返している小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』の影響あり。 たぶんテレーズの等身大のカラクリ人形。 ごちゃごちゃとものが散乱しているのは、私の内心を表しているのだろうか。 暴れるのは(子供の癇癪と一緒)、我慢を止めたせいなのか、 まだ何かを抑え続けているからなのか・・・。 3週間程前に不思議な夢を見た。 細部は殆ど忘れている。 ある古くからの伝統を重んじる町か村にいる。 そこで伝統的な重要なお祭りがある、という。 その祭りでは、22人が選ばれ、重要な役割を果たすらしい。 何故か、よそ者の私が21番目に選ばれる。 どうゆう祭りなのか、何をすればいいのかまるきりわからない。 (夢ってこういうパターン多いよね) 他の選ばれた人々が一列になり歩き始めたので、 私も21番目に並んでその後に続く。 途中、簡単な屋台みたいな(馬小屋みたいな)所で、 男性(若い)2人が、椅子に座り、自らバリカンで頭を剃っている。 左側の男性は殆ど剃り終わっている。 右側の男性(若い頃の小室哲也そっくり)は、毛が殆ど残っており、 私の前を歩いていた女性が、彼の髪の毛の一房を取り、鋏を入れる。 それを3回繰り返す。 彼はその間もバリカンで剃り続ける。 彼らは、髪の毛を神に捧げるために刈っているらしい。 意味は全くわからないが、とても印象に残る夢だった。 髪の毛を神に供える、というのが興味深い。 そうしたら、「世界不思議発見」で髪の毛を丸坊主に剃り神に捧げる、 というインドのある寺院の習慣を放送していた。 夢はそのもっと前。 髪の毛を切る、という行為は、どこかの部族では大人の仲間入りの儀式としていたと思う。 出家して髪を剃るのは、仏に仕える身となるため、 しがらみと共にそり落とす、という意味があるような気がする。 つまり、別の世界への移行時の儀式的な意味合い。 そして、6月9日の夢。 後半の部分のみ記憶。 いつの間にか私が勤務しているという会社の事務所。 事務机がたくさん並んでいる。 その南側の席が私の場所となっている。 すると目の隅で何かが動いた。 「ねずみ!」と思う。 見ると、ねずみがうずくまっている。 だが、見る見る大きくなる。 こんなに大きなねずみがいるものなのか?と思っているうちに、 大型犬のようになり、うなり声を上げながら、部屋の隅から隅へと素早く跳躍する。 見事な身の軽さ。 誰かがその犬を、お稲荷さんだと言う。 お稲荷さんがいなくなると、座敷童のように福が逃げていくらしい。 そして、今正にこの事務所から出ようとしているとの事。 いつの間にか、間取りが母方の実家の居間になっている。 そこの西側の部屋へ行くと、和箪笥らしきものがあり、 その上がちょっとした神棚のように、いろいろなものが置かれている。 その左側に結構大き目のお札(もしくは人形?)がある。 お稲荷さんはそこから抜け出したものだった。 私が手に取ろうと触れると、誰かに「触ってはいけない!」と叱咤され、 慌てて手を引っ込めた。 その南側にも大きな奥行きのある畳の部屋があり、 奥のほうに、お雛様のひな壇のようなものがあり、 人形がたくさん置かれていた。 ここでも人形。 大型犬とお稲荷さんとのつながりは、 以前読んだ『魔の系譜』の「犬神考」で、 狐付きや犬神付きとして恐れられ、差別された人々がいた事が紹介されており、 狐=稲荷(本当は全然違うのにね)となり、 それが大型犬(犬神)と合体したのではないだろうか。 奇妙な夢としかいいようがない。
by Nixe_ll88
| 2006-06-11 16:55
| 夢・心理学・民俗学
|
ファン申請 |
||