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昨日は、とうとうもうひとつの家を売却する事になったため
(長く険しい道のりでした・・・涙涙) 母とふたりでどういうものが残っているのか調べに行きました。 とにかく持ってくるものと捨てるものとを分別し、 引っ越し屋さんに見積もり&手配をしなくてはならない。 ちまちまと見ているうちに暗くなってしまい、全然捗らなかったというのが正直な所。 そんな中、母が、ごちゃごちゃとものが積みあがった一角を調べていたら よれて汚くなった文庫本を発見。 何の本?と見ていたので私もその側へ。 それが下の本だった訳です。 中野美代子著『仙界とポルノグラフィー』 あれれ?です。 だって買いたいと思った記憶はあっても、 買った記憶も読んだ記憶もない。 流石に私も己を哀れんでしまいました。 何で記憶からスッポリ抜けていたのか・・・謎・・・です。 まあ、こんな発掘のされ方をしたという事は、 この本を読め、との無意識からの命令と思い、 パラパラと読み始めています。 やはり広範な知識に辟易。 だが楽しそうに書いている所がすごい。 楽しくて楽しくて仕方ない、という雰囲気が伝わってくる。 白いインコ、鯨、龍、蓬莱山などの図象学的な目くるめく旅は、 読者までをも巻き込む力を持っています。 まだキチンと読んでいないので感想を書くには至りませんが、 無意識は一体この本から何を探し出せ!と言っているのか、 興味が尽きない所です。 ただ汚いし、歪んでいて読みにくいったらありゃしない。 しばし中野女史と共に遥か古代の東西を往来しようではないか。
by Nixe_ll88
| 2005-09-11 16:50
| 文学・美術
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