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一昨日、昨日と見る番組がなく(という所が情けない)原爆関連の番組を見ていました。
精神的肉体的に参っている時なので自分に負担はかけたくなかったけど、 見始めるとやはり最後まで見てしまう。 毎年この時期になると原爆の検証や証言を特集する。 彼らももう老齢となり、数少ない体験者となっている。 人が作った悪魔の兵器の悲惨さを伝え続ける事は、日本の使命だと思っています。 あまり政府は積極的ではないようですけど。 もちろん、大日本帝国が行ったアジア諸国への蹂躙も真正面から見つめなくてはなりません。 番組の中で、アメリカ人の博士(名前失念!)、 開発に関わり、広島上空の偵察を行い、あのきのこ雲を撮影した人物が 広島を訪れ、原爆記念館やヒバク者と会っていました。 博士は、原爆による悲惨な現実を認識しつつも、 「真珠湾で多くの友人を失った」、原爆投下は必要だった、 戦争を認めた日本人全てに罪があると主張していました。 もちろんそれは正論ともとれるが、自己弁護とも思えました。 原爆投下後のきのこ雲の下で何が起こっていたかなど、彼には関心外だったはず。 逆に、中国人をマルタ(木の丸太)と称し、 人体実験を行い続けたという恐ろしい過去を日本も持っている。 その結果を取り上げたアメリカは、自分達で手を染めずに資料を手に入れた訳ですが。 戦争は敵国の軍人であろうと民間人であろうと無差別に殺戮する対象としてしまう。 「勝つ」事が目的だから。 またそのドサクサに紛れて数多くの不必要な殺戮も行われるもの。 それだけ異常な心理状態へと人々を導く。 戦争の悲惨さを知らない人が政治を動かすようになった時、 また同じ過ちを犯すのではないかと不安になります。 テロが多発する中、イギリスの警官は、怪しい人物を見つけたら、 頭を狙え、と指導されているという。 つまり体に爆弾を巻いている時、下手に発砲すると爆発を招くからである。 いいのだろうか? 理解は出来るが、何かが異常になりつつある予感だけが忍び寄る。 何度同じ過ちを犯しても、繰り返してしまうのが人の性なのだろうか。 改めて、人は何のために生まれ死んで行くのか、と思いを馳せてしまいました。
by Nixe_ll88
| 2005-08-07 11:18
| 政治・反戦
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