カテゴリ
最新の記事
以前の記事
最新のトラックバック
ブログパーツ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年6月9日(日)に、
有機リンとネオニコチノイド系農薬が人へ与える影響に関する 国際シンポジウムが開催される。 残念ながら全て英語で行われるため、ハードルは果てしなく高い。 以下にシンポジウムの内容を掲載したい。 第22回日本臨床環境医学学術総会 特別企画 国際シンポジウム 有機リン・ネオニコチノイド系農薬のヒトへの影響 ―子どもの発達場外と急性・亜急性中毒被害の現状― Health Effect of Organophosphate and Neonicotinoid Pesticides ―Risk of Developmental Disorders and Acute/Subacute Toxicities― 日時:2013年6月9日(日) 9:00~12:30 場所:北里大学 白金キャンパス 薬学部コンベンションホール(東京都港区白金) 一般参加費 2,000円 (学会参加者無料) 9:00~9:20 Opening Remark Research History of Organophosphate Pesticides, their Toxicities and Human Health Effects 日本のおける有機リン系殺虫剤研究の歴史と人体への毒性 ■Satoshi Ishikawa (北里大学名誉教授 第3回遠山椿吉祈念食と環境の科学賞功労賞受賞) 9:20~12:20 Symposium Human Exposure to Neonicotinoid Insecticides in Japan 日本人のネオニコチノイド被曝 ■Kumiko Taira (東京女子医科大学東医療センター) Introduction of Developmental Disorders, Genes and Environment 自閉症・ADHDなど発達障害の概説(原因と発症メカニズム):遺伝と環境の相互作用 ■Yoichiro Kuroda (環境脳神経科学情報センター) Epidemiology of Pesticides and Developmental Disorders 農薬暴露と子どもの発達障害に関する疫学研究 ■Maryse Bouchard (University of Montreal) Nicotine-like Effects of Neonicotinoids on Mammalian Brain Development 発達期脳における農薬ネオニコチノイドのニコチン様の影響 ■Junko Kimura-Kuroda (東京都医学総合研究所 脳発達・神経再生研究分野) Special Comment ■Margot van de Bor (Free University of Amsterdam) 12:20~12:30 Closing Remark ■Kou Sakabe (東海大学、日本臨床環境医学会理事長) 問い合わせ先等は以下を参照されたい 詳細:国際シンポジウム 第22回日本臨床環境医学会学術集会イペントHP 4月29日に欧州委員会は三種のネオニコチノイド系農薬 (クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム)の使用禁止を発表。 (2013年12月1日適用) 上記農薬の蜂群崩壊症候群(CCD)への関与が濃厚との判断からであるが、 大変大きな意味を持つ。 実はネオニコチノイド系農薬が人体へも重大な影響を与える事はあまり知られていない。 告知のシンポジウムのタイトルを見るだけでも、危険性を認知出来ると感じている。 日本が禁止の方向へ梶を切る見込みは少ないが、 危険性の認知は、汚染された我々が生き残るためにも知らなければいけない事実である。 上記シンポジウムに特別に招かれたMaryse F. Bouchard, PhDは、 ハーバード大学時に、有機リン系農薬被曝による胎児への深刻な影響に関する論文を 発表している。 ADHD、IQの低下、精神発達遅滞、行動異常を発症するリスクが上がるとの 警鐘を鳴らしている。 Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder and Urinary Metabolites of Organophosphate Pesticides また無視出来ない記事を以下に転載したい。 15人に1人!発達障害児急増のウラに「農薬汚染の食品」 女性自身 2012年12月19日07時00分 Livedoor NEWS より転載 12月5日、文部科学省は春に実施した調査の結果を発表した。 そのデータによれば、発達障害の可能性のある公立の小中学校生が、 全国で推定61万3千人もいるという。これは全体の6.5%にあたり、 40人学級であれば2~3人在籍している計算だ。 「発達障害は脳の機能不全です。主なものには知的能力には問題がないのに、 聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する力のうち、特定なものを苦手とする『学習障害(LD)』。 多動性、不注意、衝動性が特徴となる『注意欠陥多動性障害(ADHD)』。 そして、社会性、興味、コミュニケーションについて特異性が認められる 『アスペルガー症候群』や『自閉症』などがあります」 (文部科学省中央教育審議会専門委員で教育ジャーナリストの品川裕香さん) 発達障害児の“急増”の原因について、 脳神経科学者(元東京都医学研究機構神経科学総合研究所参事研究員)の 黒田洋一郎さんは次のように語る。 「アメリカでも日本でも、発達障害と環境化学物質汚染の関連性が研究され始めています。 とくに原因として注目されているのが、有機リン系農薬やPCB(ポリ塩化ビフェニール)などの 脳に有害な神経毒性物質です。 妊婦や胎児が汚染され、結果的に子供の脳の神経回路が正常に発達せず、 行動異常を引き起こすのではないかと推測しているのです」 ‘10年、アメリカのハーバード大学などの研究チームが、 有機リン系の農薬を低濃度でも摂取した子供はADHDになりやすいことを 小児学会誌に発表した。 ただし、人間の脳の仕組みは複雑きわまりなく、 農薬と発達障害の因果関係を厳密に証明するためには長い年月が必要だと黒田さんはいう。 「だからといって”危険な農薬”を使い続ければ、発達障害児は今後も増加していくでしょう。 それを防ぐためには、まず農薬の使用量を減らし、空中散布をやめること。 農薬が含まれている家庭用殺虫剤の使用も極力避けるべきです。 特に妊娠が予想される女性や子供は、できるかぎり無農薬の野菜や果物を食べてください」 (週刊FLASH 12月18日号) 転載ここまで アメリカでは6人に1人が発達障害児との報告もある。 (元記事が削除されているため確認必要) 不具合の多くは農薬に負う所が大きいが、 ワクチンや空に飛んでいたり撒かれたりしているもの、 今後はまき散らされた(まだ最中)放射性物質等々、 見えない敵は複数である事を我々は認識すべきである。 「知る」事が重要となるのは言うまでもない。 <補記> 終了させた本ブログですが、 今回のようにどうしてもひとりでも多くの方に知ってほしい場合のみ、 発信しようかと考えています。 このような下らないブログでも、それなりに知って下さっている方々がいたという事、 心より感謝申し上げます。
by Nixe_ll88
| 2013-06-01 17:48
| シックハウス・化学物質過敏症
|
ファン申請 |
||