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原子力資料情報室 2011年4月12日 19:45~
Ustreamアーカイブ 2011/4/12 CNIC News 福島原発解説 リアルタイム視聴できず、今日になり視聴。 簡単にメモ(本当に相当はしょっています)したので、 また紹介したい。 3部構成となっている。 実は前日の11日にも説明会を配信していたが、 時間がなく、まだ見られぬ状況。 ※誤字脱字、理解不足による誤った文章等あると思うが ご了承頂きたい。 ( )は補足。 <1>『柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会』 声明の紹介。 上記団体の紹介。 事務局長・杉並氏 今回3月11日地震津波を受け原発事故は厳しい状況になっている。 『柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会』、 独立の研究者・科学者が会を作り、福島原発震災をどう見るか、 見解を出している。 最初の見解を3月23日に出した。 「その2」を先週7日に出している。 会のブログを参照。 『柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会』 主な中身は、 福島原発事故の状況分析、 放射能拡散の分析、 この問題への対処 行政・科学者・技術者に向けて。 第一に現場の内容が不明、それが大きな問題。 後藤さんや実際にプラント設計に関わったり工場を作った、 専門的知識をもった方々がボランティアで集まり、 研究し意見表明。 情報自体が不足しているため活用していただければ。 水・空気・食べ物への影響についても研究。 現場労働者被曝問題、農業漁業生産者問題等について。 もともと地震多い国に原発で電気作る事が大丈夫か議論されてきた。 実際に2007.7.16新潟県中越沖地震、柏崎刈羽が大きなダメージ。 原発震災になったのでは。 冷温停止OK→国の対応の酷さに会が立ちあがった。 7機をすぐに再開(調査前に)と国が委員会を進めようとした。 慎重に分析すべき、と推進・反対ではなく、 科学的純粋な立場で。 ・地震問題研究、プラント地震想定が適切か/設備の安全性保たれているか、 20年以上の老朽化した原発 新潟県には技術委員会→議論の場 独自に情報収集し委員に提言 福島原発、懸念がより厳しい状況・・・ 後藤さん、田中三彦氏、小倉氏 柏崎刈羽原発を機に科学者の会で分析してきたメンバー 2回の見解を定義、今後も成り行きを見て提言 見解に対する意見や情報の提供をお願いしたい。 原発最新情報や現場の状況について等。 国・電力会社だけでなく第3者の立場で。 <2>放射線・放射能ミニ講座 澤井正子氏 今日の大きなニュース、事故レベルの引き上げ、 原子力事故がどの程度か判断指標、0~7 最初は政府4→5→7 チェルノブイリと同じレベル 原子力安全委員会の発表では今回、 3月11日~4月5日大気中への放出放射能の総量 ヨウ素131 1.5×10の17乗ベクレル セシウム137 1,2×10の16乗ベクレル と試算 これがレベル7相当 放射能について話して行きたい。 福島事故は世界レベル、 3月11日以前ではチェルノブイリが最悪、それが同レベルに。 また事故継続中、予断ならない。 放射能の半減期や放射線等ミニ講座として。 最初に、放射能と放射線、放射性物質について 基本的に放射性物質=放射能 ウラン、プルトニウム、ヨウ素 放射能とは「放射線を出す能力を持っている物質」 「放射性物質」は法律用語と思って構わない。 放射能がどの位の強さや量、それがベクレルという単位。 例えばセシウム137、肉に370ベクレル(Bq) どの位被曝するかは距離による。 100Bqあっても1mの距離か10mの距離かで被曝量は異なる →シーベルト(Sv) BqとSvは違う概念。 チェルノブイリはBqという単位。 放射能は出たが、原発から20km、30km、飯館村、 被曝量はそれぞれ異なる、その時にSvを使用。 内部被曝と外部被曝、 放射能含んだものを体内に取り込んだ時、 距離はない → 内部被曝 放射線の種類について アルファ、ベータ、ガンマ、エックス、中性子。 放射背物質により決まっている。 飛ぶ力が違う。 アルファ線は紙で止まる程 ベータ線はもっと強い。 ガンマ、エックス線は人の体も透過、 中性子線は物凄く飛ぶ。 JOC時、35km離れた場所にたまたま中性子線計測機があった。 そこまで飛んでいる。それ以上に飛んでいるが。 外部被曝を考えると、プルトニウムはアルファ線、服を着ていれば被曝しない、 だが息で吸い込むと細胞に取り込まれ、放射線発し、被曝する。 半減期について。 ヨウ素131は8日間、政府は8日で無くなるような表現をしているがそれは嘘 8日経つと半分に減る。 例えば 100→50 半分の放射能は別の放射能へ 更に8日で50→25 相当数の時間が経てば、例えば放射能のない鉛になっていったりする。 たとえばセシウム137は半分になるのに30年、 更に半分になるのに30年 今出る者が、今子供が生まれて100年経ってもまだ残る。 放射能で問題なのは、 ラジウム226→1600年、プルトニウム239→24000年、 ウラン238→45億年 物質により異なる。 1秒以下で瞬間的に変わるものもあり、 ウランのように人の歴史で太刀打ちできないようなものもある。 放射能が出てしまうと反永久的に残るとはそういう事。 *資料室で測定している方法の実演 事務所内と近くの交差点(外) 屋上で計ったら6μSv出たという ステンレスのプローブ アルファ線・ベータ線計れない、ガンマ線を計っている 0.09μSv/h 放射能代わりにカメラのレンズ、トリウムが練り込んである。 計器が鳴っている。(1.5μSv) 離すとダンダン落ちて行く。 放射線は距離が保てれば、防げる。空間線量に対し。 このように測定しているものをHPに掲載。 <3>後藤政志氏の解説 *質疑応答 質問:設計想定範囲に電源喪失事故が含まれているにも関わらず、 適切な初期対応ができなかったのか。 後藤氏:設計基準は電源落ちる事、外部電源の喪失であり、 それに対応し非常用ディーゼルを立ち上げる事になっている。 全電源喪失と言う中でどこまで想定しているか。 あるものがダメならどこまでも。 実際やってみたら全然上手くいかない。 澤井氏:電源→外部→非常用 後藤氏:そこでお終い。 設計想定以上となる。 そもそもそんなものはきちんと想定している訳ではないので難しい。 澤井氏:保安院が電源車を配備しているが 後藤氏:ないよりいいが、確実かどうかは別次元。 自然災害は同時にいろいろ起こる。 地割れが酷ければ電源車も行けない。 こうだったこうする・・・というようにどこまでも。 質問:冷却重要だが、水を入れている仕組みは。 後藤氏:全体のプラント自身は生きていない。 普段は使用しない配管に繋いでいる、消火系と思われる。 質問:大量の汚染水を綺麗にできるか。 後藤氏:時間との関係があるが、濾したり、濃度高めたり、 時間はかかるが技術的にはそういう事をやると思う。 質問:制御棒挿入されていても熱出し続ける仕組みについて。 どの段階で熱を完全に出さなくなるか 後藤氏:核反応とは原子核に中性子が当り、 陽子と中性子に分裂、その中性子が他の核に当り2つに分裂、 それがねずみ算式に起こる 臨界がそういう状態。 中性子が残ると反応する、それがだんだん現象。 運転止めると7%、一ヵ月経つと1%と・・・長い間コンマ何%で続く。 元の熱が大きいので、コンマ何%でいろいろなものが溶ける。 質問:福島原発の状況、ペレット溶けている可能性あると思うが、 メルトダウンと言っていいのか。 後藤氏:ペレット自身は2700~2800℃、被覆管自身は千何百℃で溶ける。 バラバラになって落ちているという説と、溶融しているという説がある。 長時間露出しているので、全てではないと思うが。 金属等と混ざってぐちゃぐちゃになっているかもしれない。 澤井氏:炉心の水位が下がっているが、出ているから全て溶けているとは 考えられない。 後藤氏:露出した状態だと、溶けて溶けて崩れ落ちて行く。 水があると、どの位までいくかは解らないが、 中心部分が高熱、周囲は水があり、蒸発している可能性あり。 質問:再臨界や水蒸気爆発が起こった場合の被害の大きさ 後藤氏:爆発起こったら、全てダメという訳ではない。 局所的なら圧力容器大丈夫。 大規模だと圧力・格納壊れる。 水素爆発でも同様。 水素の量や酸素との混ざり具合で異なる。 具体的なデータあればある程度解るが。 質問:臨界防止のためホウ酸入れられているが効果は確実か 後藤氏:制御棒働かなかった時にいれいているので効果あり。 その場所に入れられるかどうかで違ってくる。 基本的に入れれば臨界防止できる。 質問:炉心冷却に失敗した場合、溶融物底破るとその先は 後藤氏:圧力容器で閉じ込め失敗し、 格納容器にも落ち溶融物が出ると、冷却できなければ、 底を溶かし、下のコンクリート溶かして落ちて行く。 格納容器の下に鉄板が埋め込まれていて それが破れると格納容器が機能を失い、出て行く。 マーク1で心配なのは、格納容器のシェルの当る事、 メルトスルーというが、格納容器が壊れる。 冷却しようとして水入れると水蒸気爆発起こる可能性ある。 冷却失敗した場合という事。 質問:昨日今日の強い余震。 圧力・格納容器がすでに破損、大きな余震沢山発生、 政府新たな異常ないというが、 一昨日外部電源50分喪失したが、 どういう影響が出るか 後藤氏:今の状態を維持しているものが、ダメになると非常に問題。 放射能が今出続けている。 何かが崩れれば、舞い上がるという事になる。 質問:冷却装置は修理可能と考えられるか。 別の冷却方法を検討すべきでは。 後藤氏:そうだと思う。 今あるシステムを使うのは難しい。 外で作り、繋ぎこむ方が早いと思う。 放射線強い所での作業のため。 できればループにする。 冷やして垂れ流しなら汚染水が増えるため。 プラントが持っているようなシステムを、 作り直すのが技術的にいいと思う。 質問:格納容器の損傷、冷却成功しても修復の必要は 後藤氏:修理すべきだが、どこが壊れているか不明なため難しい。 問題は格納容器表面はコンクリートで覆われている。 スティールで出来ているが、コンクリートで遮蔽、遮蔽壁と呼ばれている。 原子炉から放射線を遮るため。 コンクリートと格納容器の隙間は、10cmとか数十mmとかの隙間。 人が入れないため、格納容器の外側は見えない。 中に入って探すしかないが、事故があったから見られる状況ではない。 格納容器損傷判明しても修理のしようがない。 漏れた時には手の打ちようがない。 澤井氏:圧力容器の蓋部分がなんらかの損傷。 後藤氏:圧力容器は底が熱でやられている場合がある。 上部は圧力と温度が高いとその可能性ある。 今は大分おちているため、フランジが開いているとは思えない。 熱で少し損傷している位だと思う。 質問:使用済み燃料プールの損傷について。 損傷した場合の問題点、使用済み燃料自体の損傷 後藤氏:そこの様子が全く解らない。 4号炉は、水蒸気や燃料から水素が出て爆発、 露出していると燃料が出て、そとに放射能が漏れる。 プールが漏れているとすると、ライナーに傷がついたり、 コンクリートにクラックあると漏れている可能性ある。 漏れる以上に量を入れないといけない。 4号炉は特に気になる。 厳密には解らないと思う。 損傷の程度はしばらく解らないと思う。 ずっと冷却つづけながら、対策を考える、簡単ではない。 まだ燃料が破損していなければ、 水を入れた状態で上から取りだす事を考えたいが、 それが出来る状態ではない。 燃料プールの周りが、クレーンが落ちていたり、 いろいろ落ちていたり塞がれたり、損傷している可能性がある。 澤井氏:将来的に燃料をそこから出すと、 燃料を扱うクレーンを作らないと。 後藤氏:何らかの形で取りださなければいいけない。 もともとクレーンがあって吊っている訳だから。 至難の業、放射線下でそれをやるのは、 非常に大変な作業。 質問:建屋内に燃料を置いておく事自体、 設計上の問題では。 後藤氏:確かに危険な放射性物質を ここ(原子炉の上の階)に置くのは問題。 格納容器、圧力容器の蓋を開けて燃料を取りだす。 その時に、シールして使用済み燃料プールまで水を張る。 燃料を水の中に出して、水中をトンネルを通って、 そのまま移す。 水の通路が必要になる。 澤井氏:使用済み燃料を冷却しなくてはいけないから。 後藤氏:冷却だけじゃなく、中性子が強いため、 空気中に出すのが危険。 澤井氏:建屋のプールから燃料はいつ出せるか。 後藤氏:普通は年単位。 暫くは置いておく事になる。 澤井氏:それは仕方のない構造になるのか。 後藤氏:他のアイデアがあるかどうか、 知りませんが。 普通はそうやっている。 質問:事故対応に関して。 30~50km程度に居住する者として、 どのような事に気をつけて生活をするべきか。 後藤氏:放射能について技術的な事は言えないが、 少なくとも、事故との関係からいくと、 何かあった時、非常に異常な事態があるとしたら、 距離をとるようにするべき。 兆候がなかったら今の形で。 一般的に言える事は放射性物質を取りこまない事が 一番なのでそういうリスクをなるべく減らすべき。 *後藤氏の解説 昨日の話の続きをしたい。 プラントの状態は大きくは変化なく、 2日ばかり前に格納容器内の放射線量が増加したが、 それは訂正されていて、 よく解らない。 それについてはコメントを控える。 今日話したかったのは、 事故の話をした時質問があった。 御巣鷹山の航空機事故の時の話と別の事故の話をする。 御巣鷹山の日航ジャンポ機墜落事故について。 圧力隔壁に修理ミスがあり、壊れ、 油圧配管4本壊れ、垂直尾翼も取れ、コントロールできなくなった。 急激な減圧はなかったという見解がある。 ただ、あくまで正しいかどうかを別にして、 事故調査報告書を元に話をしている。 隔壁に疲労破壊のデータや破面のデータを見ると、 嘘は無く疲労破壊は間違いないと思う。 その破壊の仕方と油圧配管の破断が直接的な原因、 その説を認めている。 フェールセーフの破綻とも考えている。 隔壁は障子のサンのように30cm角位に仕切られている。 ボーイング社の設計だと、 ワン・ベイ・フェールセーフと言われているが、 ひとつの障子のサンがガバっと壊れた。 それで空気が抜ける、それでも他が損傷しないよう設計。 フェールセーフとは、 ひとつが壊れても、その後を大丈夫のようにするという事 ワン・ベイ・フェールセーフとは、 いっこの障子のサンが壊れても、大丈夫のように設計。 だがいくつも同時に広く破壊、 それで配管も壊れた。 ワン・ベイ・フェールセーフが破綻した事が 直接的原因と思っている。 もうひとつ加えると、2枚の隔壁の間に板を入れて繋ぐが、 2本のリベットを使うが、その間の板を切って繋げたため、 力の伝達が1.5倍以上余分にかかった。 それであっても、繰り返し力がかかり亀裂が入っても 発見できるので、ちゃんとメンテナンスをしていれば大丈夫だった。 修理ミスに全部事故原因をおっかぶせるのはおかしい というのが私の視点。 ワン・ベイ・フェールセーフが設計で破綻、 こういう事があっても発見できなかったのが問題、 それが私の批判の対象。 ただ、事故報告書が全く正しいと言っている訳ではなく、 私の視点からこれらの部分の設計に対する考え方の視点の批判。 疑問も持っているが、実際のものとの関係から、 間違っているかどうかまで技術的に判断は出来ない。 今日は、ひとつ紹介したい事故がある。 福島第一原発事故と関係のある事故の話をしたい。 昔、海洋構造物、海底石油の掘削装置を設計していた。 (パワポで画像を表示して説明) 長細い船体が2本あり、浮いている。 そこに柱を建て、上の構造物が乗っている。 これで引っ張って行く。 現地に行くと、これを水を入れて沈ませる。 これを半潜水状態と言う。 この場合は波が来ても、浮力の増加分は、 上昇分×断面積(柱の面積)、 波が来た時に揺れが少ない。 桁違いに少ない。10分の1。 それを半潜水式と言う。 なぜなら石油を掘るから。 海底まで数百mあり、海底から4000~5000mも掘る。 そうすると留まり、揺れてしまうと困る。 セミサブ、セミサブマージブルの略、半潜水式と言う。 その事故の話をしたい。 北海であったアレキサンダー号の事故。 これは、5つ浮力体、フーチングがあり、それで浮く。 それが嵐で、溶接部から疲労で亀裂が入り、 次々と破断して、フーチングが壊れた。 それで転覆する。 傾いて行って、一度30度位で止まるが、 箱の中水が入り、沈没してしまう。 傾き、救命艇は10隻中1隻位しか使えず、 結果123名が亡くなっている。 それと同類の事故で、 オーシャン・レンジャー号の事故。 アレキサンダー号の1年位後。 当時最新鋭のセミサブ。 操業時、嵐が来て、制御室がある柱の丸窓に水が入り、 水没してしまい、制御室がやられてしまう。 電気がショートし、船のあらゆる所のバルブの制御が全く出来なくなり、 バタバタと開いて沈没しそうになり、オペレーターは電源を落とした。 そうするとフェールセーフになり、バルブが閉じた状態で傾いて安定。 それで助かった。 だが2~3時間後、もう大丈夫だろうと、 電源のスイッチを入れたら、バルブが全部開き、 そのまま転覆して沈んでしまった。 そういう顛末。 今の話は1980年代、昔の話。 だから昔のミスだろうと思いたいが、 2001年3月15日に、P-36という最新鋭のセミサブが、 ブラジルで沈没する。 爆発を伴ったが、結果として傾いた状態で沈没する。 一端爆発して水が入って来てしまうと沈没してしまう。 これは、一番最初の所に原因がある。 波が来たら揺れにくい性能いい船だが、 ちょっとでも水が入ると、深く沈み、傾いてしまう。 性能がいいが故に浸水すると一遍で沈む。 技術はメリットがあるとデメリットがあるという典型。 船を扱う人間には常識だが、 オペレーションする時に、そのリスクを考えていないのではないか。 前から指摘しているが、 普通の船ならそういう沈没の仕方はしない。 何隻も沈没するかは、セミサブ型の特徴。 私が提唱したのは、上の船体にタンクを付ける。 傾き沈みそうになったら、タンクが水について 沈没が止まる、というもの。 普通はそんな所にタンクを付けるのは経済的にムダだと、 やろうとしない。 私はそれに対し、フェールセーフとはそういうものである、 タンクを付け活用すればいいのでは、と思っている。 そういう考え方が安全性の考え方。 (マイクが外れていた部分を再度説明) 安全性の観点か、放射能か、どちらを選択するかという事。 技術的にこうだという説明はすべきで、 選択するのは、自分ではなく、皆で決める内容だと、 そう考えている。 原子力にはリスクがある事を、 ちゃんと言わなくてはいけない。 メリットもあるが、デメリットも言わなければいけない。 それが技術屋の立場。 私が批判するのは、原子力に関係する一部の人には、 メリットは言うがデメリットについては触らないという事。 技術とはメリットもデメリットもあるものだから、 それは許し難い。 自分が賛成・反対かはともかく、 客観的に扱い、こうであるという事を、世の中に提示するのが、 技術者の最低限の勤めと、私は考えて話をした。 以上です。 (パワポの画像を見ないと理解しにくい説明となっている) 澤井氏:質問、これからも沢山寄せられているので続けたい。 例えば原子力安全委員会は事故に関し何をやっていたのか、 と多くの方が思っていたと思う。 原子力安全保安院と原子力安全委員会とダブルチェックをしてきたとか、 安全確保についての国の体制や機能に関し、思っているだろうと。 次回、安全守る規制側の体制や機能について、話して行きたい。 後藤氏:私が適切かどうか不明だが、 それに関しては一部思う所がある。 今のやり方に対して、どうか。 安全委員会や保安院の在り方について若干の意見がある。 できれば、いろんな人の意見を入れるのがいいと思う。 後藤氏:インフォメーションです。 16日(土)午後、明治大学リバティータワーで、 原子力に関する報告会を行う。 井野さんと私が話す予定です。 詳細はブログに書いてあります。 澤井氏:14日(木)12:00~13:30、 原子力情報資料室の緊急院内集会、 参議院議員会館の101会議室で、 「福島原子力発電所の現状をどう見るか」という事で、 後藤さんに話して頂く。 国会議員の方にも話を聞いて頂きたいという趣旨で開催。 市民も参加できるので、詳細はHPを参照。 今日の中継はこれで終了します。 4/14 緊急院内集会Part3 福島原発の現状をどう見るか <追記> 14日は午前から午後にかけ外出のため、 リアルタイムで視聴できず。 アーカイブ視聴し、メモ出来た時にはアップしたい。
by Nixe_ll88
| 2011-04-13 22:56
| 政治・反戦
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