カテゴリ
最新の記事
以前の記事
最新のトラックバック
ブログパーツ
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ネット久々になってます。
メールを開いたら入ってる入ってる、700通以上たまってました。 勿論メルマガばかり。 ブログ書き込みは1ヶ月以上ぶり、それまでのネット入りびたりに日々が嘘のよう。 今日は、母が法事のため、気力体力限界を超えまくっているので、 家でゆっくりさせてもらっています。 父の手術は予定通り8月3日に行われた。 11時間。 途中執刀医より切除部分を見せられ、説明を受ける。 父の病名は舌癌。 腫瘍部分がかなり大きいため舌の7~8割を切除し、 へそ横の腹の筋肉を血管ごと切り取り、舌に移植。 その他、舌だけでなく腫瘍のある側の奥歯や歯茎やあごの骨も一部取り、 左右のリンパも摘出。 執刀医が言っていたが、10年ぶりに見るほど腫瘍が大きくなっていたそうな。 よほど痛みに強い人なのか?と聞かれました。 実際、痛みに強いというより、我慢してしまう位病院嫌いというのが正解。 見せてもらった肉塊は拳よりも大きくなっており、潰瘍もあり、長い裂傷になってました。 リンパは・・・いくつか小さな腫瘍があるとの見解。 しかもそれだけ大きな腫瘍のため、全部取りきれたかどうかは不明とも。 転移の可能性や再発の可能性は大きい。 だが、まずは今が大事。 1週間ほど個室、そしてナースステーションに近い大部屋(6人)に移動。 本来は2週間ほどで嚥下(のみこむ事)の訓練が始まり、 1週間もあれば出来るようになるらしいが、 大手術と高齢ともともとの体力のなさから、回復は大幅に遅れる。 1ヶ月経った現在でもまだ嚥下が出来ない。 痰が多くでるため、首の付け根近くに穴を開けて気管切除し、 カニューレという器具を嵌めていて、 そこから息をしたり、溜まった痰を機械で吸引するのだが、 その痰の量も大変多く、気管支・肺への感染症の疑いもあるという。 この時期を逃すと、喉その他飲み込むのに必要な筋肉が衰えてしまい、 一生ものを嚥下できなくなる可能性が大きい。 そうなると、喉を切除し、直接胃に流動食を流し込まなくてはならなくなるとか。 ムリにでも嚥下練習をさせるが、半分位はカニューレから(つまり気管)吹き出してしまい、 上手く嚥下が出来ない。 また体力が激しく衰え、ミイラのように痩せてしまい、体温計を脇の下で挟めない。 肉がないので、押さえていないと落ちてしまうのだ(こんな人始めて見たよ)。 口から栄養を取れないため、IVHという足の付け根から入れる太い点滴に戻ってしまった。 そう術後動けない時に入れていた点滴。 会話は、カニューレの穴を指で塞ぐと声が出るが、 舌の半分以上機能を失っているため、あ行・ま行など簡単な音しか出せない。 発声訓練も必要なんだけど、あまり出来ない。 とにかく、すぐに疲れてしまい、ベッドに横になるともう大量の痰が吹き出す。 その度にナースコールを押して痰や口に溜まった唾を吸引してもらっていた。 だが、何といっても癌センター、とにかくナース達が忙しい。 何度が嫌な思いをしたので、私たちが看病している間は、 私が機械の操作をして痰や唾を吸引している。 ただ、とにかく遠い。 家から5つの市や町を越えて通う道のりは、片道約42キロ。 混めば1時間半は軽く超える。 しかも狭い住宅街や商店街も多く、 日がくれて雨など降ろうものなら道が全然見えなくなってしまう。 母では運転ができないという。 そのため仕方なく母子セットでの病院通いになっている。 また、一人で往復して看病して・・・なんてハードな事をする体力も尽きている。 倒れる寸前で踏みとどまっている状態かな。 続きは昼食後に。 ひとまずここまで。
by Nixe_ll88
| 2004-09-04 13:00
| ひとりごと
|
ファン申請 |
||