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なんてタイトルが大袈裟だが、
週間で発売されるもので、 講談社からは「日本の仏像」、 朝日から「仏教新発見」というシリーズの刊行が開始された。 今、「聖域で癒されたい」欲求が極限まで高められているため創刊号を購入。 カラー印刷の臭いに吐き気をもよおしつつ眺める(読む気力はなし)。 「癒される~~~」の一言。 特に「日本の仏像」が超有名な興福寺の阿修羅像だったりするから、 うっとりものである。 同じ年代の人だったら頷けると思うが、 萩尾望都が光瀬龍原作の『百億の昼と千億の夜』という作品をマンガ化している。 主人公の一人である阿修羅(少女の姿)が、この阿修羅像をモデルにしている。 修学旅行で奈良・京都を訪れた時、 興福寺の阿修羅像は外す事の出来ない仏像だった。 そして「仏教新発見」は法隆寺。 やはり、山岸涼子の『日出る処の天子』が脳裏にあり、 聖徳太子ゆかりの地では思いを馳せたものだった。 JR西日本のCMで、この阿修羅像が使用された時、 同じ年代の人達が製作側に回っているんだなぁ、とつくづく感じたものである。 マンガ繋がりだと、4月からアニメ化された「地球(テラ)へ・・・」も いい年してしっかりチェックしてしまっている。 望郷の念ともいうべき感情が沸きあがってくる。 原作を持っていたはずなのに、ふと思い出す度に探したが見つからず、 アニメ化に触発されてネットで復刻版を購入してしまいました。 大昔、映画化された時に嵌って、サントラLPも持っている。 今ならネットオークション出せば売れたりして。 タイトルからはかなり外れてしまったが、 つまり私の原点又は郷愁となってしまったが、 まだ若かった(幼かった)頃の気持ちが吹き出す様は かなりのエネルギーを伴っている。 若いって事は、それだけでエネルギーの塊のようなものだ。 こんな私でさえ、である。 話を戻して、私は特別仏教を信仰している訳ではない。 何か、人智を超えたものの存在を感じ、 そのおぼろげなるものに対する崇敬の念は持っている(と思う)。 信仰の力も大きなエネルギーの塊である。 そのエネルギーを蓄えたものは、聖なるものと化す。 神社仏閣仏像等・・・。 日本のように豊な地、自然に恵まれた地では、多くの神々が共存している。 それらの放つ清浄な空気に触れてみたい、 今はその一念のみで、鉛のように重たい体と頭を酷使している。 「忙」という字が、「心を亡くす」という意味なのはご存知の通り。 全く心が亡くなってしまう前に、 自由な時間が出来たら、一人旅でもしようかと考えている。 それは自分の心に働きかける旅になると思う。 自分のペースで心の赴くまま、静かな時を過ごしたい。 答えなど期待はしていないが、日本人の原点に触れる事は出来るかもしれない。 私は、日本人である。 日本人独特の感性を持って生きてきている。 だから、原点に戻り、何かを取り戻したいという思いに強く引き込まれてしまう。 そこへ立ち返れば、新たな視点で周りを、世界を見られるのではないだろうか。 惑わされる事なく、曇らされる事なく、ありのままを凝視つめていたい。
by Nixe_ll88
| 2007-06-03 16:55
| ひとりごと
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