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皆さんここ数週間でM&A用語に大変詳しくなってしまった事でしょう。
いろんなやり口があるものだと、大変勉強になるが、 ある意味嫌気がさすというもの。 マスコミが堀江社長と日枝会長の対決を面白ろおかしく報道するため、 両者命がけの対決が単なるマネーゲームのような印象になってしまう。 私としては、もしLivedoorが放送業界に進出したら何をやるのか大変興味がある。 ネットが活字文化を吸収し、放送業界をも取り込んでしまうのは、 時間の問題だと思っているひとりです。 癒着好き日本が他の先進国より立ち遅れているだけのような気がする。 ただその時一番気になるのが、 ますます日本人の質が二極化してしまうのではないかという事。 既に知識層と低所得者層とで二極化が進みつつある。 東大合格者の90%以上が、親の年収1000万円以上という現状。 環境が子供に及ぼす影響は計り知れない。 娯楽にしか興味がなく、下らないコンテンツしか見なければ、 必要最低限の現状を知る機会を失ってしまう。 一方、知識欲旺盛な人は、ネットによって的確に情報を取捨選択、 有効活用する事でしょう。 放送業界(民放)がスポンサーしか見ていない事は周知の事だが、 ただTVをつけているだけで、目や耳に入る情報も多い。 その点をクリアするのは、たぶん家庭環境や文科省の問題になるのでしょうが。 ただ、信念を持ったジャーナリスト本人が配信する情報は、 決してTVでは得られないものだったりする。 その為、ネットの重要性は計り知れないものがある。 これから、ネット社会・放送業界・活字文化等々どのように進化していくのか、 目が離せない問題である。 話は変わるが、アメリカの自分勝手さには腹が立つ。 もちろん牛肉輸入再開について。 自国はBSE牛が発見された国から牛肉の輸入は一切行っていない。 一方ってものである。 また、ヨーロッパなどでは、危険部位を取り除く解体方法をいち早く導入している。 しかしアメリカでは、大手3社が牛肉解体のシャアを持ち、 財界政界で発言力をもつためか、 今までの解体方法を変えるつもりもなく、 きちんとしたBSE検査も行わずに、 日本に対しては輸入しろ、そうでなければ制裁するぞ、と脅してくる。 流石に日本の業界もバカではないらしく、二の足を踏んでいる。 アメリカの言い分が如何に自分の都合しか考えていないかは明らかなのだから、 もっと毅然とした態度を貫きとおして欲しい。 少なくとも我が家では、生産地偽装もありうる世の中、 牛肉厳禁という事になるでしょう。 ひとつ応援したいのは、イラクでの米軍の死者が増加するにつれ、 イラク政策に異を唱える人々が増えた事。 イラク戦争開戦2周年を迎えた昨日、アメリカで大規模なデモが行われたという。 もうアメリカの一般の人々も、イラクでどのように歓迎されているかを見るべきだと思う。
by Nixe_ll88
| 2005-03-21 12:53
| 時事
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