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中の人とか言っても、普通の人は何の事やらと思うだろうが、
これは私流アクティヴ・イマジネーション内でアドバイザーをしている人格の事だ。 と書いても、やはり何の事やら解らないだろう。 興味のある方は検索をかけてもらう事にして、 私はこのアクティヴ・イマジネーションという方法を勝手に自己流にアレンジして (そりゃ、専門家が近くにいないから、自己流になるというもの) 自分の内部から立ち現われてくる人格達と会話なんぞをやっている。 結構己を第3者的に観察出来たり、論理立ててまとめられない思考をまとめてくれたり、 大変ありがたい存在(?)達なのである。 仮に「中の人」と言っておく(複数いるうちのアドバイザー的人格)。 彼女に、HSP(Highly Sensitive Person、敏感すぎる人)について尋ねてみた。 何故かというと、私が正にこのタイプのど真ん中だからである。 思わぬ反応が返ってきてちょっと興味深かった。 以下に転載してみる。 注:( )は私の補足、[ ]は中の人の補足 文章内での「あなた」は私を指す 実はそう分類してしまう(HSPと分類)事には抵抗があります。 全ての人の性質はグラデーションになっています。 そんな種々の性質の中で、一部をHSPと名付け、別枠のようにしてしまうのは、 両者(HSP以外とHSP)にとっても難しいものがありますね。 HSPと名付けられた一群の人達は、 確かに繊細過ぎて生き難い人達を指していると思います。 ですが、自分がHSPだ、という思考は、 救いももたらしますが、逆差別的意識も生じさせてしまいます。 本来おかしくなってしまったのは、今の人間社会であって、 昔は、HSPに当て嵌まる人達はそう(HSPだと)意識する必要はありませんでした。 以上を踏まえた上で便宜的にHSPという語を使う分には悪いとは言いません。 ただヤケになった時のあなたのように、 何か辛い事や理解されない悲しみに対し、 "どうせ私はHSPだから"と言い訳[一種の誤魔化し]のように使う事は 絶対勧めません。 強いて言うなら"HSP的傾向"位の曖昧さで十分だと思います。 そうでないと、マジョリティVSマイノリティのように、 間に越えられない壁を作ってしまう事になるからです。 "HSP"という語を使う時は、それらを考慮した上で慎重に使って下さい。 ただ、異常に繊細で傷付きやすく、多くの他人からは理解されない類の人は 存在して来ました。 いわゆる人間的な欲について否定的であり、 ストイックに己を律する事に魂をかけた者たち、 世界とは何か、宇宙とは、生とは、死とは・・・ と、実生活よりも他のものに思考する価値を見出して来た性質を持つ一群は 昔から存在していました。 そういう者たちは、より己を客体化し、深く思索の世界に分け入り、 分析心理学で集合無意識と言われる、意識化されない源泉から 何ものかを取り出す事に長けていました。 そういう者たちは、主に宗教的(医師・教師等も含む)または創造的分野に 携わって来た独特の感性を持った者たちです。 (もちろん)これは極端な例であり、 全てはグラデーションである事は言うまでもありません。 現在のようにまるで肉食系のような、人を追い落とし勝ち抜くような社会構造の中では、 彼らは力を発揮できません。 彼らは現実生活を生きる事において大変不器用です。 彼らが長所たる創造性等を活かした職に就いていたり、 それらの才能を伸ばせる環境にあった場合なら良いのですが、 肉食系の思考を持った親に育てられた場合[核家族なら特に]、 彼らは手のかかる出来の悪い子として扱われ、正常な自尊心が育たず、 社会に適応できない事が往々にしてあるでしょう。 あなたも苦しんで来たように、 どこにも居場所を見つけられず、己をコントロールする術もなく、 世の喧騒に圧倒され、生きる事に疲れきってしまう。 人によっては世間が恐ろしいものとなり、ひきこもってしまう。 しかし、自尊心の低さ故、引きこもる事が逃避であり、己の弱さの表れとして、 刃を己に向け、悪循環に陥ってしまう。 彼らに必要なのは、まず無条件に、マイナス思考の塊である己自身を、 ありのまま受け入れてもらえる人物[環境]です。 絶対的[この言葉も軽々しく使えませんが]安心感を得られるだけで、 彼らは自分の人生を歩き出す能力を持っているのです。 もちろん全てに言える事ですが、彼らには特に必要です。 ・・・・直感に関しての内容は長くなるので省略・・・・ "HSP傾向"の人達は、一度こうと思ったら己の信念を曲げず 貫き通します。 そういう意味では、一生をかけて取り組める課題を見つけ、 それが他人からの評価に繋がる事が一番の理想形と言えるでしょう。 例えば、"子育て"ひとつを取っても一生をかけて取り組む課題となりえます。 彼らは、子供達の心の機微を察し、辛抱強く成長を支え続けるでしょう。 人は特別な何かになる必要などないのです。 日々心穏やかに、春の日差しや草花のちょっとした姿に感動出来る心を持つ事で より人生が豊かになり、人らしく生きる事が出来るのです。 では、あなた(=私です)のリクエストに答えて、 今も苦しむ彼らに声をかけるとしたら、こう言いましょう。 価値観は人それぞれ[親や親しい者であろうとも]、まずは自分を大切にして下さい。 他人の目ではなく、己の目で見て、正しいと思う事を行って下さい。 この世界を怖いと思っているなら、それは心の中に怖がる子供がいるのです。 あなたが(この世界を)恐れているのではありません。 この世界を○○○○(マイナスイメージを入れる)と見るなら、 それはあなたの心の反映であり、真実ではありません。 体が弱い事、精神が疲れやすい事、それはあなたの繊細さ故であり、 あなたがそれだけ多くの情報を意識せず取りこんでいる証拠なのです。 だから、あなたには、より多くの事が見えているはずです。 それは素晴らしいひとつの才能なのです。 あらゆる物事に価値のないものなど存在しないのです。 あらゆる物はあるべくしてあるのです。 "あなた"こそ、そうなのです。 ・・・・・・・・・・全ての"あなた"へ <補記> 以上4月10日の午前中に行ってみたアクティヴ・イマジネーションだが、 どうも中の人はHSPという分類をする事を嫌っているようで、 (上記でも何度も言っていたようにグレーゾーンが広すぎる) この後、HSPに拘るのはやめるよう怒られた。 このように、ブログという形で中の人が書かれる事も、 結果として私にとって良くない事らしい。 この辺りは今後の課題である。 ただHSPに関しては、己を知る上で重要なキーワードであり、 同じように苦しむ人達が多くいるだろう事を考えると、 どうしても自分の衝動を抑える事が出来なかった。 もし、たまたま読んでしまった人がいたら(アップしておいてすみません・・・)、 私という人間の中の分裂した人格の意見という事で、 妄想だと思ってもらえば良い。 くれぐれも「スピリチュアル」とは結びつけないで欲しい、と注記しておく。
by Nixe_ll88
| 2012-04-11 21:09
| 夢・心理学・民俗学
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