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フリージャーナリストの岩上安身氏がYouYubeにて配信している
大変興味深い動画がある。 2010年3月1日大阪府枚方市元副市長の小堀隆恒氏のインタビュー動画である。 小堀氏は、2008年5月に市の清掃工場建設工事を巡る談合の疑いで逮捕、 6月21日に起訴されている。 だが、一貫して無罪を主張、翌年4月27日に無罪判決を言い渡される。 すなわち冤罪事件だったのだ。 逮捕され起訴されるまでの大阪地検の取り調べの様子を事細かに語っている。 ここで注目すべきは、検察の取り調べ方法である。 この事件は、2005年の市発注の清掃工場建設工事の入札にて、 官製談合が行われたとされている。 落札したのは大林組のJV、その大林組の元顧問山本正明と森井繁夫が、 元大阪府警警部補平原幸史郎と元大阪府議初田豊三に賄賂を贈り、 それに当時の枚方市長中司宏と副市長小堀隆恒が深く関わったした、 官製談合事件である。 実際に、大林組から平原元警部補に1000万円、初田元府議に3000万円が贈られ、 関係者4名は既に服役している。 元市長の中司氏には執行猶予の判決が下されているが上告中である。 小堀氏は、自らの逮捕から起訴に至る経緯を以下のように語っている。 彼は、2008年5月31日の夕方5時過ぎ、事情聴取のため警察に出向き、 取り調べを受けた2時間後に逮捕されている。 その二日前、29日に元大阪府警警部補の平原が逮捕されている。 小堀氏は、市の入札に関し、不正が行われないよう、談合捜査のエキスパートと言われる平原に相談をしていた。 犯罪的入札防止のため、つまり談合を阻止するためである。 入札が済み、工事も始まり、一段落した所で、平原逮捕を知る。 小堀氏にとっては青天の霹靂である。 小堀氏は、平原逮捕に関する取り調べと思っていたため、進んで警察に出向き、協力した。 自分が逮捕されるとは予想もしていなかったという。 理由を尋ねると、「平原にペラペラしゃべった事が談合の共謀に当たる」と 言われたという。 6月21日に起訴されるまで、小堀氏は毎日のように厳しい取り調べを受ける。 どのような取り調べかとの岩上氏の問いに、 「想像を絶するようなものでした」と答えている。 この辺りは動画を見て頂くのが一番である。 小堀氏は淡々と語っている。 大声や轟音などの身体的苦痛、身内にまで捜査が及び脅されるという精神的苦痛、 また排尿困難な症状を患っていた彼に対する検察の信じ難い待遇。 正に「想像を絶する」怖ろしさである。 人権などまったく考慮されず、命の危険にまで曝される。 小堀氏は、「やってない事をやったとは言えない」と、 どんな状況になろうと断固として認めなかった。 市の職員のため、家族のため、自分のために。 また担当弁護士の励まし・裁判に対する姿勢・信頼も意思を貫く助けとなったという。 小堀氏は、6月21日に起訴され、6月29日の夜中に突然釈放される。 通常なら釈放されず拘留が続くのだが、身体的に危険な状態となり、 それらを考慮しての釈放だったらしいとの事。 小堀氏は、この事件は、平原元警部補主犯の警察談合が 市が深く関わった官製談合にすり替えられたと言っている。 釈放された後になってメディアの報道を知ったそうだが、 家族などが5大新聞の切り抜きをスクラップしており、それを見て愕然とする。 一切罪を認めていないのに、メディアは2日目には「大筋認める」と報道、 また賄賂が平原を通じて本人に流れていたと臭わすような記事さえあったという。 記者は足で稼いで裏を取る、という当たり前と思っていた事が覆されてしまった。 嘘やデタラメばかりが紙面を飾っていたのである。 検察のリークを垂れ流し、一般の人のイメージを誘導していると感じたという。 最後の方で面白い話をしていた。 起訴の数日前には、検事に、長い間検事をやって来たがゲロさせられなかったのは 初めてだったと言われている。 また、奇妙な質問もされている。 ・UFOに乗せられた事はあるか。 ・オーム真理教の修行道場に行った事はあるか。 ・海外の訓練施設で訓練をしていた事はないか。 ・キチガイ病院に入った事はないか。 ・薬は飲まされてないか。 (必要な薬も取り上げられていたのに) 小堀氏は、過酷な取り調べでも全く証言を翻さなかったため、 無罪を勝ち取る事が出来たが、 認めてしまった中司元市長には1審にて有罪判決が下されている。 その違いは大きい。 また、福島にて、佐藤栄佐久元知事が弟の会社に便宜を図ったとして、 有罪判決を言い渡されている。 この事件に関しても岩上氏はインタビューを取っている。 明らかに過酷な取り調べによる強制的自白である。 私個人の感想・・・ 検察が勝手に偽造したシナリオを認めさせる時の強引なやり方には共通点がある。 この取り調べは、マニュアル化されていると感じた。 明らかに拷問である。 肉体的・精神的苦痛を与え、極限状態に追い込み、署名させるというもの。 テクニカルに行われている。 たぶんグアンタナモ等の収容所と似たシステムを使用しているのではないだろうか。 また、最後の方の奇妙な質問に関して、 UFOについてはひたすら???だが、 オームについては洗脳効果の絶大性を示唆しており、 特殊な訓練を受けている者でないと、取り調べを乗り切れない事も示している。 後は、精神に異常を来してるか、薬の助けか。 つまりそれ程効果絶大な取り調べマニュアルが存在し、 特殊な者でなければこの拷問を乗り切れないという事である。 日本が法治国家である事のまやかしがここに明らかにされている。 マスコミが絶対報じる事はなく、法に守られた密室で、 このような怖ろしい拷問が行われているとすると、 容疑者の人権を守るためにも、取り調べの可視化は絶対必要である。 逆に、保守勢力が頑として抵抗する事に納得が行くというもの。 また、マスコミによる、検察に有利な報道の垂れ流しの害悪も浮き彫りに されている。 100301小堀隆恒氏02.flv 100301小堀隆恒氏03.flv 100301小堀隆恒氏04.flv 100301小堀隆恒氏05.flv 100301小堀隆恒氏06.flv 100301小堀隆恒氏07.flv 07まであります。02から見る方が解りやすいかと。 『100208佐藤栄佐久氏インタビュー』リスト 以下引用 「2010年2月8日、2006年に汚職事件で逮捕され、現在、上告中の元福島県知事、佐藤栄佐久氏へ、岩上安身による独占インタ ビューその1です。 佐藤氏は「私の存在が霞ヶ関から目障りであったことは間違いない」と語っています。 詳しくは、岩上安身HP」 20まであります。
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